我が子が歌に興味を示すので、思いつく童謡を歌詞もおぼろげに歌う今日この頃。
5月は「鯉のぼり」や「背くらべ」を中心に歌いました。
が、「背くらべ」については、「ちまき食べ食べ兄さんが計ってくれた背のたけ」までしか覚えておらず。
毎年5月頃になると、ふと口をついて出る「う~のはな~の、におおかきねに」が、最近のブームです。
「夏は来ぬ」は、小学生の頃からメロディが好きでした。
でも、ちゃんと歌えるのは1番だけ。2番の後半になると歌詞がうろ覚え。なんとなくの言葉の音(母音)は覚えているものの、意味のある単語が出てこない。たぶん、意味がよく分からずに歌っていたから覚えていないんですね。
好きな歌だからちゃんと歌いたいと思って、スマホで「夏は来ぬ」の歌詞を調べてみました。
すると、なんと5番まであった。
私は、「橘のかおるのきばの」で始まる3番までだと思っていました。
こんなに長かったのかと思いつつ歌詞を見ていくと、その情景が頭の中に浮かんできました。
「こんなにも美しい歌詞だったとは」。
山村の美しい夏の風景。
5番で1~4番をまとめあげるのもいい。
歌い継がれているわけですね。メロディもとてもきれい。
子どもに、なんとなくでもいいから知っててほしい歌です。
そして願わくば、年を取ってからでいいから、歌詞を見て情景を思い浮かべて、歌を味わってほしいなぁと思います。