ノンストップ見てて、びっくりした。
「神社に参拝せずに着物を着て写真を撮るだけはアリかナシか」っていう話で、きつねは「えええええ?」って驚いた。
写真だけなら、いつでも撮れるじゃん!
七五三プランとかあってその時期に安くなるのかもしれないけど!
でもオフシーズン割引とかあるんじゃないの!
神社に参拝しないんなら、七五三なんかしなくていいじゃーーん!
それって七五三っていうか、ただの家族写真撮影じゃん!
七五三が写真撮影をするいい機会になるんだろうけどさー!
きつねは、七五三、したことない。
いわゆる「普通の家庭」ではなかったからなのだろうって思ってる。
七五三って、家族総出レベルのイベントじゃん?
両親がいて、祖父母も見に来たりして。
きつねの幼少期って、両親はいたんだけど、大人たちの間でいろいろあってさ。
両親、結婚(婚姻届の提出)ができなかったんだ。
だから、祖父母同士の行き来はなかった。
母は父方のおばあちゃんの面倒を見たし、父も母方のおばあちゃんに会って話したりはしてたんだけど。
きつねは子供だったから、別に両方の祖父母や親戚と会うことには何の抵抗もなくて、そうなるように大人たちは配慮してくれてたと思う。
そんな感じだったからか、七五三って特別に何かしたことはない。
折に触れて両親とお祓いをしてもらったりはしてる。
まぁそんなことで、きつね自身は七五三しなくても元気に生きてきたし、七五三ってなくてもいいんじゃないかと思うけど、「七五三した!」って言うんなら、それなりに儀式はしたらいいのになあって思う。
きれいな衣装を着たら、神社に行きたくならないのかな。
写真スタジオで衣装を借りるプランだったら、写真を撮る時だけしか着れないのかな。
きつねの周辺はみんな神社行ってるけどな?
で、コケた写真とか泣いてる写真とかがあるの。
お母さんとかから「体が小さかったから引きずって歩いて…」とか「着物に慣れてないからコケて、泣いて、着物が汚れて…」っていうエピソードを聞くのよ。
大人になって当時のエピソードを聞くまでが七五三ってイメージ。
せっかくだから、元気に成長できたことを感謝して、これからも無事に成長できるように見守ってくださいってお願いしたらいいのに。
まぁそんなの、個人の自由です。全くの自由です。
きつねがもし子供を産んだら、七五三はやるならやる、やらないなら何もしないってことにすると思う。
でも………きつねの周辺が「七五三でしょう」「七五三したの?」って言いそうで、「しません(しませんでした)」って言ったときの空気とか、「七五三しなかったんだって」と周囲に話されるのではないかということを想像すると………何かしらするかも。
そういうのに逆らい切れないんだなーーー!
世間の七五三の感覚にちょっと驚いた話でした。
きつねでした。