トラベラーズノートを半額以下で購入
今年の春、ふらっと立ち寄った文房具店でトラベラーズノートのダイアリーセットが半額以下になっているのを見つけました。
数年前に初めて見たときから気になっていました。「なんかそそられる」「なんかかっこいい」としか表現できないのが悲しいですが…。触りたくなるノートっていう感じでしょうか。
2018年用のスケジュール帳はジブン手帳を使用していたのでスケジュール帳として使う予定はなく、触りたくなるノートなのにほとんど触ることなく夏が過ぎました。
オイルで手入れをしたくなる
来年のスケジュール帳はトラベラーズノートにしようと思い、久しぶりにトラベラーズノートを手に取りました。
リフィルを付けたり外したりしながら、どんな使い方をしようかと考えていました。
すると、たいして使って(触って)いないのに、トラベラーズノートの革のカバーに爪が当たって小さな傷がたくさん付きました。
全体的に「カサカサ感」があって、「背」の部分は特にカサカサしていました。
この傷が味になるらしいからこのままでもいいか…と思っていたのですが、ちょっと乾きすぎの感じもしたので、お手入れ方法をググりました。
トラベラーズファクトリーのオンラインショップにも、革のケア方法が紹介されています。
そちらでは、ラナパーでのお手入れが紹介されていました。
他にも、革製品のお手入れにどんなオイルを使っているのか調べてみましたが、私が気になったのは、ラナパーとミンクオイルでした。
Amazonで検索してみると、ラナパーの小さなサイズ(プチセット 5ml入り)が500円程度で売られていたので、試しに使ってみるなら、これでいいかなと思って、ラナパーを購入しました。
ラナパー
ラナパーが届くと、早速トラベラーズノートに塗りました。
このプチセットには、スポンジも同封されています。
説明書によると、蜜ロウとホホバ油を配合。
革製品だけでなく、ビニール、白木、金属やラバーにまで使えるそうです。
成分には、蜜ロウとホホバオイルのほかに、ワセリンとラノリンが表示されています。
蓋を開けてみると、こんな感じの固形でした。
写真を撮ったときは気温が30℃くらいだったと思います。
スポンジでサッとなでると、こんな感じになりました。軟らかいです。
トラベラーズノートにラナパーを塗る
トラベラーズノートにラナパーを塗ります。
スポンジでラナパーを塗りました。
背の部分よりも右側にラナパーを塗布しました。
この時点では少しムラがあるように見えますが、少し時間が経つと、気にならなくなりました。
スポンジが少し茶色になりました。
ラナパーを全体に塗りました。
背の部分の色が濃くなりました。
爪での傷の付きやすさを試してみようと思います。
やっぱり簡単にキズが付いちゃいました。
ここにある小さな傷に、ラナパーを塗ってみます。
傷が目立たなくなりました。
ラナパーを塗っても傷は付きやすいけど、塗れば乾燥が和らぐ分、ラナパーを塗らないよりは傷が付きにくいと感じています。
そして、傷の部分にラナパーを塗ると、傷が目立たなくなります。
一度全体にラナパーを塗布した後1時間ほどおいて、もう一度全体にラナパーを塗布しました。
ラナパーを塗った後は、色が濃くなり、見た目にしっとり感が出ました。傷も目立たなくなりました。
色が薄く見えた背の部分も、この通り。
ラナパー塗布後の感想
トラベラーズノートの雰囲気が少し変わりました。
ラナパーを塗る前もいい雰囲気を醸し出していましたし、ラナパーを塗って少ししっとりしたのもいい感じ。
2冊持っていたら、手入れ有りと手入れ無しで比べてみたいです。
今、パスポートサイズも欲しくなっていて、もし来年、タイミングが合って、また安くなったダイアリーセットに出会えたら、買いたいなぁ~…と思っています。
インスタグラムやGoogleの画像検索で、皆さんが使っているトラベラーズノートがどんな風になっているのかを見て楽しんでいます。
他人の物を見ても楽しめるのも革製品のいいところなのでしょうね。
私のトラベラーズノートはどんな風に変化していくのでしょうか。