ふりゆくもの

ブログ好き。子育て中。

センター試験を控えた&終えた受験生さんへ

 

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私は「きつね」と申します。

世間から与えられた肩書はなく、「ブロガー」を自称しております。「アラサー既婚女ブロガー」です。

 


私も十数年前、センター試験を受けました。

国公立大学」を受験して合格して進学したくて、センター試験を受けました。

2日間、精一杯頑張りました。

センター試験の2日間以上に、高校3年間、ほぼ毎日勉強しました。いや、高校に進学するために中学生のときにもちょっと頑張りました。

高校は進学校だったので、ほぼ毎日、何かしらの勉強をしていないと予習も宿題も終わりませんでした。

 

 

センター試験の結果はよくありませんでした。

第一志望だった国公立大学に合格することは非常に非常に厳しい状態となりました。

前期日程の二次試験を受験することができませんでした。

無理とは分かっていましたが、後期日程で第一志望の大学を受験しました。

やはり、無理でした。

 

 

センター試験の後に受験して合格した私立大学に進学しました。

正直、第一志望ではなかったし、センター試験が必要なかった私立大学だったし、気分は良くありませんでした。

「最初から私立を目指して科目を絞っていたら、もっといい大学に行けたんじゃないか」と何度も思いました。

 

 

大学でできた友人は、みんな、第一志望に落ちていました。

私が進学した大学が第一志望だったという友人や先輩は私の周りにはいませんでした。

でも、大学生活は楽しかった。

大学を卒業してからもいろいろありました。

大学院に進学しました。

いわゆる「新卒採用」はされませんでした。

その後、いわゆる「フリーター」になりました。

 

センター試験を本気で受けて、これから大学に進学しようとしている受験生さんは、「フリーター」になんて絶対になりたくないと思っているでしょう。

私も、そう思っていましたから。

親も、「大学まで行ってフリーターになるなんて情けない」と言っていましたから。

 

でも、実際やってみたら、楽しかった。

 

私は「フリーター」の間、自分が好きな分野や、やってみたいと思ったことを、自分で選んで、決めて、やっていたんです。

だから楽しかった。

 

「自分で決断して、自分の責任で生きていく」って、スッキリします。

この姿勢で、世の中のいろいろなことに興味を持っていたら、楽しんで生きていけます。

 

大学院で学んだ日々も、楽しいことばかりじゃなかったけど、充実してた。

すんなり読み進められない本や論文などの文章たちとの格闘。

ああいう体験は、大学や大学院へ行かないと、私はしていなかったはず。

貴重な体験をしました。

 

 

健康には気を付けてください。

健康だったら、けっこうなんとかなります。

健康は宝です。

 

 

 

ひとつ、忠告があります。

センター試験の点数が悪くても、素直に受け入れましょう。

模試ではいつも自分より点数が悪かった友人が、本番で自分よりいい点数を取っていても嫉妬しないようにしましょう。

友人が減るリスクが高まるのがこの時期です。

不用意な一言で友人を減らしてしまうことは避けてください。

 

逆に、自分が身近な人から深く傷つけられることがあるかもしれません。

 

センター試験の点数が悪かったり、大学に落ちたりしたら、親が文句を言ってくるような家庭もあるかもしれません。

悔しかったり悲しかったり腹が立ったりするかもしれませんが、「本人が落ち込んでいるところに文句を言ってくるような親とは、そのうち音信不通になればいい」とでも思って、冷めた目で見て流してください。

私は、受験の結果が悪くて気持ちは落ち込みましたが、明るく振舞っていました。「大学に行ったら何しようかなぁ~」と言っていたら、母親に「少しは落ち込め」みたいなことを言われました。「悔しくないのか」「その程度の努力しかしていなかったのか」と。

そのとき、母親の器みたいなものを感じ取りました。「この人は何を見ていたんだろう」「何を見ているんだろう」「何を欲していたんだろう」と思いました。「子ども(私)のことが見えていない」、「自分の悔しさをあらわにして子どもにぶつけているだけだ」と思いました。

 

もしかすると、そんなことを体験する人も出てくるかもしれません。

 

 

でも、その後は楽しいことがたくさんありますよ。

 

 

大学に行かなくても生きていけます。

大学に行ったからといって、いいことがあるとは限りません。

でも、大学に行くと、いいことがあるかもしれません。

大学に行けば、大学に行った人しか見えない景色を見ることができるようになります。

でも、他の選択をしたとしても、その選択をした人でなければ見えない景色を見ることができます。

 

これからは、自分が見る景色を自分で作って(選んで)いくことになります。

私は高校生までは、特に母親の影響を強く受けた考え方をしていましたが、今は全く違います。母親とは全く違う景色を見ています。

同じものを見ていても、感じ方は人それぞれ違います。つまらないものと思うか、素敵なものと思うか。少しでも素敵なものが多い世界を見たいとは思いませんか?

 

人生は、自分次第なところがあります。

考え方次第で楽しくなったり、つまらなくなったりします。

楽しくないことがあったとき、気持ちを切り替えられれば、人生を楽しめます。

 

 


あれこれ書きましたが、受験生さん、健康第一で、自分で決断して、楽しむ気持ちで、これからも過ごしていってください。

 

センター試験なんかで人生決まりません。

私はセンター試験の点数・偏差値が悪かったけど、今、すごく幸せですから。

センター試験の点数が良くても悪くても、人生決まりません。

自分次第です。