竹内結子さんが亡くなったことを知ったのは、9月27日の午前11時過ぎでした。
Yahoo!のニュースの一覧に「女優の竹内結子さん死亡 40歳」とあるのを見て、「えっ」と声が出ました。
「事故か病気か……まさか………」
記事の内容を見るのにスマホをタップする間に脳内をよぎりました。
記事の内容を見ると、その、まさかでした。
そして、やっぱり思ってしまった。
「どうして彼女が……」と。
再婚して出産したことは知っていました。
1歳児を子育て中の私は、「子どもがいるのにどうして」とも思ったし、「妊娠出産育児が大変だったんだろうか…」とも思いました。
「何か大変なことが起こったんだろうか」「誰かに裏切られたりしたんだろうか」など、色々なことが頭の中を巡りました。
でも、どんなに考えたところで、調べたところで、本当のことを知ることはできません。
発表された情報の中で、憶測ではなく事実の部分を受け入れるしかありません。
竹内結子が好きでした。
映画『いま、会いにゆきます』を映画館へ見に行きました。忘れられない映画になりました。
何度も原作を読もうと思いましたが、あの映画の雰囲気をそのまま持っておきたくて、まだ読んでいません。
去年か一昨年、Amazonプライムビデオで10年ぶりくらいに観ました。やっぱり、よかった。
最近では、テレビで放送された『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』を観ました。
この時は、三浦春馬はやっぱりいい役者だと思ったし、竹内結子の存在感もすごいなと思いました。
どちらの作品も、もう、つらくて観られないかもしれない…。
でも、やっぱり観たい…。
好きな人の全力がそこにある。
「きれいな人だなぁ」と、「あんな人になりたいなぁ」と思っていた時期がありました。
「あんな人になりたいなぁ」と思ったのは、竹内結子だけです。
女性ファッション誌にインタビュー記事と写真が載っているのを見て、そんな風に思ったのを覚えています。
インタビューの内容は覚えていません。
「生き方がかっこいい」とか、そんなことを思っていたわけでもありません。
何でしょうね。
雰囲気?
あぁ、そういえば、好きに理由はいらないんでしたね。
確か、池谷裕二さんの「ココロの盲点」という本(ブルーバックス)に書いてありました。脳は理由を問われると作話するそうです。
そう、なんだってよかった。
20歳の私は、単純に、「この人素敵だなぁ」と思って竹内結子を見てた。
当時のその記事は、竹内結子のページを切って、クリアファイルに入れました。
久しぶりにこのブログを開いて三浦春馬の記事を読んだら、思っていた以上にしっかり当時の自分の気持ちや考えを整理して書いていて、自分が書いた記事なのに驚きました。
当時、もやもやした感情を一生懸命言葉にしようとしたのが分かります。
その行為が大切だと思ったので、竹内結子のことも書いてみようと思いました。
全然まとまりませんが、今の私の感情の整理の過程の記録とします。